ドイツ出身で「21世紀のキング・オブ・テノール」と称される世界的人気テノール歌手ヨナス・カウフマンが、音楽の都ウィーンのコンツェルトハウスで行ったコンサートの模様を映像化。ヨハン・シュトラウス2世の「こうもり」、フランツ・レハールの「メリー・ウィドウ」といったウィーンで生み出された名曲が、ヨッヘン・リーダー指揮、プラハ交響楽団の美しい演奏にのせて響き渡る。共演にソプラノ歌手レイチェル・ウィリス=ソレンセン。コンサートシーンのほか、オペラとの歴史的なつながりを探求するため、プラーター公園、グリンツィングのパブ、ウィーン中央墓地といったオーストリアの名所を訪れるカウフマンの姿や、そこで街の人々と交流する様子、過去を振り返るオフショット、さらには共演者がカウフマンを語るインタビューなども収録する。